今回は、ハードディスク(HDD)とSSDの違いを、中古パソコン選びの視点で比べてみました。
先に結論:動作の軽さを重視するならSSD、大容量を安く確保したいならHDDが向いています。中古パソコンの起動ドライブとして選ぶなら、SSD搭載機のほうが体感差を得やすいです。
※この記事は以前に公開した比較記事を読みやすく整えたものです。掲載している価格例は当時の目安で、現在の販売価格とは異なります。
ハードディスク(HDD)の有利な点
容量あたりの価格が安い
ハードディスクの大きなメリットは、容量あたりの価格が安いことです。
記事公開当時、1TBの内蔵ドライブで比べると、SSDは25,000円前後、ハードディスクは5,000円前後という価格差がありました。大容量が必要な場合は、価格面でハードディスクが有利でした。
SSDの有利な点
動作が速い
SSDの一番分かりやすいメリットは、読み書きが速いことです。
Windowsの起動やソフトの立ち上げなど、普段よく行う操作で体感差が出やすく、古めの中古パソコンでもSSDへ交換すると使い心地が大きく変わることがあります。
ただし、容量あたりの価格ではHDDが有利なので、用途や予算によって選び分けるのが現実的です。
振動に強い
SSDはハードディスクと違い、内部に回転するディスクや読み書きヘッドがありません。そのため、持ち運ぶノートパソコンとも相性がいいです。
ハードディスクは動作中に強い振動が加わると、最悪の場合は故障につながることがあります。その点、可動部品のないSSDは振動に強いのがメリットです。
発熱を抑えやすい
あまり目立たないメリットですが、SSDはHDDより発熱を抑えやすい傾向があります。
ノートパソコンでは、ストレージ周辺の熱がキーボード面へ伝わることもあります。発熱を少しでも抑えたい場合にも、SSDは選択肢になります。
寿命はどちらとも言い切れない
HDDには機械的に動く部品があるため、長く使えば摩耗や故障の可能性があります。
SSDにも書き込み回数による寿命があります。SSDが登場したころは、この点を心配して導入を控える人も少なくありませんでした。私もその一人です。
どちらも永久に使えるものではないので、大切なデータはストレージの種類にかかわらず、別の場所へバックアップしておくのが安心です。
まとめ:中古パソコンではSSDをまず確認
動作の軽さではSSD、大容量を安く確保するならHDDが有利です。
中古パソコンを選ぶときは、CPUやメモリーだけでなく、ストレージがSSDかHDDかも確認してみてください。HDD搭載機を購入して、あとからSSDへ交換する楽しみ方もあります。
現在の中古パソコン選び全体については、初心者向け中古パソコンの選び方も参考にどうぞ。

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